玄関のカビを落とす方法です。
玄関のカビを落として、なおかつ、防カビも出来れば最高ですね。
我が家の玄関は悲惨な状態になってまして、来客がある度にビクビクです。
カビの特性をよく分かってなかったために、カビだらけになってしまったという訳です。
玄関が先か靴が先か?。
カビの原因はどちらなのでしょうか?。
どうやら、その両方みたいです。
玄関のカビの落とし方と、防カビの仕方を一緒に見て行きましょう。
カビを放置しておくと何故悪いのか?
カビはやっかいですね。
いつのまにか繁殖しています。
日本は、世界の中でも最もカビの繁殖に適していると言われています。
いつのまにか、高温多湿な国になってしまいました。
昔はここまで高温多湿では無かったように思うのですが。
どこにでも入り込んできます。望遠鏡などのガラスレンズにまでカビが生えてくるような気候なのです。
カビによる健康被害
カビが生えると何が困るのか?。まず気にしなければならないのが、健康被害です。
アレルギー喘息、皮膚炎、シックハウス症候群。
管理人は、最近くしゃみがとまらなくなるのですけど、これも、カビのせいかな?と思ってます。
臭い、悪臭の原因になる。
それと、臭い。悪臭の原因になります。
住んでいると鼻が麻痺してしまい分からなくなってしまいますけど、来客には一発で分かってしまいます。
見た目が悪くなる。
他には、見た目が悪くなる。
この見た目が悪くなるという事を、カビが生えると困る原因のトップに挙げる方も居られるでしょう。
管理人もその一人です。
カビの繁殖を防ぎましょう
カビが繁殖するための3つの要因
浴室のカビにも言える事ですが、カビが繁殖するための3要因というものがあります。
- 栄養源
- 湿度
- 温度
これらのどれか一つでも要素を無くする事が出来れば、カビの繁殖は抑えられます。
湿度を60%以下に抑えられればベストなんですが、湿度計を置いての湿度管理は、難しいと思われますし、現実的ではありません。
だから、最低限こうしておけば良いだろうと言う方法を探る事になります。
発生予防の前に、まずは下駄箱のお掃除&カビ取りをします
玄関床面のお掃除より、まずは下駄箱からですね。
下駄箱のお掃除手順
掃除機を掛ける
これは簡単ですね。
掃除機の排気口が玄関の外側を向いてる状態がベストです。
カビ菌を、家の中に吹き入れてしまう可能性があるので。
エタノールを薄めるか逆性石鹸を使う
用意するもの
- エタノールか逆性石鹸
- 水
- ゴム手袋
- ティッシュ
- スプレーボトル
- 扇風機
エタノールは、水と混ぜる事で殺菌効果が出ます。
無水エタノールはエタノール2、水8の割合で薄めて使いましょう。
消毒用エタノールはそのまま使えます。
逆性石鹸という言葉は、あまり馴染みがないかもしれませんね。
洗浄作用よりも殺菌作用のほうに重きをおいている石鹸の事で、薬局で買えます。
ティッシュに吹き付ける
染み込ませましょう。
ゴム手袋をするのを忘れないでください。
手が荒れちゃいます。
ティッシュでカビを除去
カビを、包むようにして除去するのがポイント。
擦ってしまってはダメです。カビを擦り込む事になってしまうので。
カビを殺菌する
目につくカビはこれで取れました。
でも、目に見えないカビ菌を殺菌する必要があります。
下駄箱の殺菌
エタノールの準備
無水エタノールは、エタノール8、水2の割合で薄めましょう。
消毒用エタノールはそのままで。
スプレーボトルに移し替えて吹き付ける
下駄箱の外側と内側に広く吹き付けます。
換気をしながらしてください。
エタノールは臭いがこもりますし、湿気を飛ばす必要もあるからです。
乾かす
乾拭きはしないで下さい。
エタノールを浸透させる必要があるのです。5分程乾かしましょう。扇風機を使って下さい。早く乾きます。
下駄箱にガンコな黒カビがある場合
用意するもの
- キッチン用ハイター
- ボトルスプレー
- お湯
- ウェス2枚(拭き取り用と乾拭き用)
- ハイターが掛かっても良い恰好(長袖長ズボン)
- マスク(ハイターを吸い込まないように)
- ゴーグル(目の保護)
実際に下駄箱の黒カビを退治する
ボトルスプレーにキッチン用ハイターを入れる
原液のまま入れて下さい。
(原液のままなので、漂白効果が強いです。余計なモノに付かないようにしましょう)
吹き付ける
換気の良く出来てる状態で行いましょう。もちろん、玄関は開けておくと良いです。
吹き付けたら、しばらく待機です。黒カビが少しずつ消えていきます。
ウェスで拭く
お湯で濡らしたウェスで拭きとります。お風呂だったら50度以上のシャワーで流すのがベストなのですが、下駄箱なのでそうはいきません。
ウェスでハイターを拭き取ったら、今度は、乾いたウェスで乾拭きをします。
良く乾燥させる
扇風機を当てておくと良いでしょう。
ハイターを使ってるので、換気は良い状態にします。
下駄箱は、除湿&除菌する事が大切
これで、下駄箱のお掃除と除菌も出来たことになります。
次に、下駄箱にカビを発生させないための処理が必要になってきます。
下駄箱にカビを発生させないためには、除菌と除湿をする事がポイントになってきます。
玄関のカビ取りをした後、防カビはどうすれば良いか?
除湿をする
靴を脱いですぐに下駄箱にしまわない
靴に付いた汚れを落として収納しましょう。
雨の日などに、濡れたまま収納するのはダメです。
一晩置いて、靴を乾かして汚れも落としてから、防カビスプレーをして収納します。
靴をぎゅうぎゅうに入れない
靴をぎゅうぎゅうに入れてしまうと、湿気がこもってしまい、カビの原因になります。
余裕を持って下駄箱に収納しましょう。
下駄箱に収納する靴の数を減らす事です。
雨の日は、乾燥剤や新聞紙を入れておくのも有効です。
新聞紙を下に敷いてあげるのも良いでしょう。
風を通してあげる
普段から、下駄箱の扉は開けておくようにしましょう。
湿気がこもらないようにする事が大切です。
下駄箱の扉を開けるのは、見た目もありますから、夜寝る時に開けてもオーケーですし、常時少しだけ開けておくのも良いでしょう。湿気がこもらない事が大切なのです。
たまに扇風機やサーキュレーターを使って、風を通してあげる事も有効です。
除菌をする
消毒用エタノールがオススメです。
半年に一回は、エタノールをむらなくスプレーした後に、扇風機等で乾かしましょう。
他には、除菌剤を使っても良いですが、無香料タイプのものを使うようにしましょう。
玄関のお掃除&カビ取り手順
玄関の床面は、順序で言うと、下駄箱を終わらせてからやったほうが良いでしょう。
掃除機を掛ける
掃除機の排気口が、玄関の外側を向いてるように掃除機を掛けます。
ゴミや砂ぼこりをしっかり取ります。
エタノールを噴霧する。
エタノールを床全体にスプレーします。
無水エタノールは、水で薄めて使用。
消毒用エタノールはそのまま使って下さい。
水拭きする
エタノールを床全体にスプレーした後は、水拭きして完了です。
傘立てのカビ対策は?
傘立てには、水気が溜まりやすい。という事は、カビも生えやすいです。
濡れた傘は、開いた状態で乾かしてから収納すると、カビの発生を防げます。
傘立ては、晴れた日に、中性洗剤でカビ取りをして、良く乾かしましょう。
お風呂で防カビくん煙剤を使う時に、靴も一緒に。
お風呂で防カビくん煙剤を使う時に、一緒に靴や傘立てやカッパもくん煙するというやり方もあります。この方法は使えます。
まとめ
玄関は、入ってまず匂いが目立つ場所です。カビ取りをしただけで匂いはかなり違ってくると思いますよ。
拭き掃除だけだと、簡単には匂いが取れないですけど、カビ取りをすると違ってきます。
下駄箱の中が綺麗になってるかどうかは、来客には匂い以外分からないハズですけど、カビが無ければ、使っていても当然気持ち良いですね。
気持ち良い玄関にして堂々と来客を迎えられるようにしましょう!。
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